エンジニアがワークライフバランスを保つには、仕事時間とプライベートの時間に境界線を設ける必要があります。仕事が終わってもプロジェクトのことを考え続けたり、会社にメールの返信をしたりしていると、家族や友人との大切な時間を持てません。オフィスを離れたら、できる限り仕事関係のことはしないように心がけましょう。
業務を効率化することによって、仕事時間が多くなり過ぎないようすることもできます。毎日、普通に行っている業務の中には不要な業務もあるかもしれません。不必要な業務がないか改めて考えてみて、気づいたものから少しずつ減らしていきましょう。また、デジタル化、マニュアル化といった方法でも業務の効率を向上させることが可能です。それによって、残業が少なくなりプライベートの時間を増やすことができます。
キャリアや健康、人間関係に関して達成可能な目標を立てることも必要です。その目標を達成するためにすべきことを書き出して、優先順位を付けます。キャリアのために健康や家族との関係を犠牲にすることがないようにしましょう。
特に、健康面には気をつけましょう。病気になると休職や退職をせざるを得なくなる場合もあります。健康面でかなり負担があり、このままでは病気になると思えるほどになっているなら、上司に相談してみましょう。相談することで、業務の負担を軽減も考慮してもらえます。それが難しいなら、ワークライフバランスに配慮している会社に転職するという選択肢を検討するのもおすすめです。